【花屋バイト経験談】花の名前を知らない私が花屋バイトをやってみた話!未経験でもOK?キツイってホント?虫はでる?<Part3 Q&A編>

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こんにちは!

今回も前回・前々回に引き続き、私がお花屋さんで働いていたころのお話をしたいと思います♪

*前回までの記事<きっかけ編><仕事内容編>はこちら!


さて、今回のPart3では、
「花屋さんは手荒れするってホント?」
「ぶっちゃけどんなことがきつかった?」
「働くならどんな花屋がおすすめ?」
…などといった花屋に関する疑問に正直に答えていきます!

あくまでの私の体験談や意見になりますが、お花屋さんで働きたいと考えている方は必見です!

花屋の仕事に関するQ&A

花屋は重労働?

これに関してはYESです。
華やかなようで、意外と力仕事も多いのです。

例えば、水替えのために水が入ったバケツをもって水道と陳列棚を何往復もしたり、
入荷してきた大量のお花を運んだり、重たい花瓶がたくさん入った段ボールを運ぶ、
なんて作業もあります。
(詳しくはPart2参照)

時には、か弱い女性や足腰が弱い方にとっては少しきつい作業もあるかもしれません。

花屋は手が荒れる?

これは人によりますが、週2~3回程度の勤務では私はあま荒れませんでした。

ただ、水仕事が多いのは事実なので、こまめなケアは必要ですし、  
荒れやすい人は注意が必要です。

また、中には肌がかぶれるような液体を出すお花もあります。
水色のかわいいお花ブルースターは、茎や葉を切ると断面から「乳液」と呼ばれる白い液体が出て、  
これが手につくとかゆくなり、かぶれやすいのです…。 

すぐに洗い流せば問題ないのですが、忙しいとそんな暇もない時もあります。

お花初心者でも働ける?

やる気とお花への興味があれば働けると思います!

というのも、私が花屋のバイトを始めた当初は超初心者でした。
なんとお店にあるお花7~8割が名前すらわからない、といったほどです(笑)
(詳しくはPart1参照)

もちろん知識がないことで苦労はしましたし、必死に勉強したので
お花の知識があればスムーズに働きだせると思いますが、

即戦力を募集しているお店でない限り、
初めから豊富な知識がないといけないというわけではないと思います。

大切なのは、知識を吸収して成長しようとする姿勢や、お花への愛情、丁寧な接客だと思います!

花屋で働くにはどんな能力が必要?

採用されたら、新人・初心者であってもお客様から見れば「プロのお花屋さん」です。
花屋で働くにあたって求められる能力としては、主に3つ挙げられます。

①丁寧な接客・カウンセリング力
お客様の好みに合うお花を提案したり、イメージに合ったお花や用途にふさわしいお花を提供する必要があります。

ひとことに「かわいいイメージで」といっても、人によってかわいいの基準は異なるので、
主観でお花を選ぶのではなく、
お客様がイメージするものと実際のお花があっているのかを擦り合わせながら、
お客様が満足のいくような提案・仕上がりを目指します!


②実践的なお花の知識・制作技術
お客様からよく質問される、お花の飾り方・手入れの仕方・持ちの良さ・お花関連のマナーなど実践的な知識を身に着けることや、
ブーケやアレンジメントを制作する技術も重要です。

バイトがこのような仕事をするかどうかはお店によって異なるかと思いますが、
私の場合は社員さんが丁寧に教えてくださいました♪


③効率よく作業を進める力
店舗にもよりますが、お花屋さんは基本少人数で営業していることが多いです。
加えて、1回の接客の時間が比較的長くなるため、
接客以外の作業はてきぱきとこなさなければなりません。

のんびりしたイメージを持たれることもありますが、
段取りよく、効率的に作業を進めていくことが求められます!

忙しい時期はいつ?

母の日(5月)、送別/卒業(3月)、お盆/お彼岸のほか、
クリスマスやバレンタインデーなどのイベントがある月は忙しいです。

特に母の日前後は目の回るような忙しさでした…。

月によって忙しさに波があり、また立地によっても忙しい月や人気商品が変わります。
例えば結婚式場やホテルがあるような地域はギフト用、
住宅街の近くであれば自宅用のお花や仏花、
病院の近くであればお見舞い用の花などの需要が高まります。

忙しい時期に短期バイトの募集が多くなるのですが、
しっかりと時間を取って教わりたいのなら、上記のタイミングでの応募はなるべく避けたいところです!

どんな仕事が楽しかった?

・接客業務
常連のお客様と「今日はこれが入荷したんです、とてもかわいいですよね♪」などとお話したり、
お花初心者の方が、私がおすすめしたお花を購入してくださったり、
再来店された方が「この前買ったお花がとっても長持ちして、家族も喜んでいました!」といってくださったりと、
お花を介してたくさんの方とお話しできたのはとても楽しかったです。

・自分で選んだお花でブーケを作れたこと
社員さんに教えていただきながら、自分でお花を選んでブーケにする時間はとてもワクワクしました。
もちろん難しさもあるのですが、花屋で働く醍醐味だと思います。

季節によってちがうお花が入荷してくるので飽きないですし、
何かを作ることやかわいいものが好きな私にとっては、本当に楽しい時間でした!

どんな仕事が大変だった?

・水替え作業
手が濡れているためバケツが滑って、水をこぼしてしまったり(花屋あるあるです)
固い枝ものを切り戻しするのに手が痛くなったり、
処理されていないバラのとげが刺さったり、なんてこともありました。

重労働、手が荒れるといったイメージはこの作業のせいかなと思います…

・お盆/お彼岸シーズンの仏花の入荷後処理
私が働いていたのは住宅街が多いエリアの駅ビル内の店舗だったので、
お盆/お彼岸シーズンは大忙しでした。

来店がピークの時間帯は準備しては売れ、の繰り返しなので、
入荷した菊の花の茎や葉を延々と処理し、花束にして店頭に並べるのですが、
私は花粉症持ちで、菊花粉がだめなのでずっとくしゃみをしながら菊を処理していました。
忙しさと花粉と、2つの意味でつらかったです(笑)

私は菊の他にも、ヒバを触って手に軽い蕁麻疹が出たことがあったので、
花粉症やアレルギーがひどい方は注意が必要です…!

また、(たまにですが)夏場には入荷したお花に虫がついていることもありました。
害のない小さな虫がほとんどですが、どうしても無理!という人はきついかもしれません…

働いてよかったポイント

お花に少し詳しくなれた

お花の知識がほぼ皆無だった私も、花屋で働くうちに自然と知識が身につき、
お花がより一層好きになりました。

覚えることが多く大変でもありましたが、毎日いろんな発見があり
知らなかったお花と出会うのはとても新鮮で楽しかったです。

自分が作ったものを購入してもらう喜びを味わうことができた

学生バイトの時点で、自分で選んで作った商品をお客様に選んでいただける
という経験ができたのはとても良かったと思います。

もちろん商品を作ることには責任が伴いますし、クオリティーの低い商品を売ることはできないので
難しい仕事でもありますが、
「この組み合わせすごく素敵ね!」といって購入していただいたときは
にも代えがたい喜びを感じましたし、モチベーション向上にもつながりました

余談ですが、就職活動でもその体験をお話して、いくつかの会社の方には評価していただけました!

社割で安くお花を買えた

私が働いていた店舗では社割を使うことができたので、
よく自宅用にお花を買っていたほか、
家族や友達に自分で作ったブーケをプレゼントすることもできました

お花を購入して贈ることは誰でもできますが、
お花選びからラッピングまでをすべて自分でおこなって
プレゼントするという機会は
なかなかないと思いますし、贈った相手もとても喜んでくれましたよ♪

最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

いかがでしたか?
「意外と花屋大変そう」と思った方や「やってみたい!」と思った方も
いらっしゃるかと思います!

大変な仕事だとは思いますが、それ以上にやりがいと楽しさのある仕事だと思います!
お花が好きな方は一度パート・バイトを検討してみてはいかがでしょうか?


*前回までの記事はこちら!(概要をまとめています)



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