こんにちは！
今回も前回に引き続き、私がお花屋さんで働いていたころのお話をしたいと思います♪
＊前回の記事＜きっかけ編＞はこちら！
Part2は花屋の仕事についてです。
バイトを卒業した今だからこそ、
良い点も悪い点も客観的に書けると思うので、
花屋の仕事に興味がある方、花屋で働いてみたい方は必見です！
花屋バイトの仕事って？
前回の記事でも書いた通り、
私は学生時代に3年弱、大手の花屋でバイトをしていました。
働き初めの頃の仕事といえば雑用が主でしたが、
だんだんといろいろな仕事を教えていただき、任せていただくようになりました。
今回の記事ではその中のいくつかをご紹介します！
お花屋さんの形態（個人・大手など）や品揃え等で差はあると思いますが、
いち経験談ですので、ご了承ください。
接客
私の場合、1日のうちの大半は接客に費やしていました。
お会計、電話対応、予約対応、商品説明、配送作業など、すべきことはたくさんあるのですが、
中でも難しかったのは、オーダーの対応です。
お客様のご用途・ご予算・お花のご希望を伺い、それらにあったものをご提案します。
お花の知識はもちろん、お客様の意向を汲み取るカウンセリング力や、
数パターンの組み合わせを提案する能力も必要です。
提案したものをお客様に気に入っていただけたときは本当にうれしかったですし、
とてもやりがいを感じました！
ブーケ・アレンジ制作
お客様の対応をしていないときは、
オーダー・ご予約いただいたブーケやアレンジメントのほか、
ギフト用の完成品を制作していました。
ブーケ・アレンジ制作は技術が必要で、習得にも時間がかかります。
私はアレンジメントは制作したことはありませんが、
ブーケ制作、ラッピングはたくさん練習しました！
はじめは500円程度の小さなミニブーケから練習を始めて、
2年以上かけて3000~5000円程度のブーケの制作も時々任せていただけるようになりました。
バイトが作るの？と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
実はフローリストにには必要不可欠な資格というものはありません。
しかし、作ったブーケを見れば習熟度の差はわかってしまいます…。
（私の練習始めたての頃のブーケなんて、今見ると本当にひどいもんです…泣）
そのため、店長に1対1で基礎から教えていただき、完成品もOKをいただいたものしか
陳列はしていませんでした。
簡単なようで、思うようにお花をまとめられないこともあり、
とても難しかったですが、
自分で選んだお花がブーケになり、
それをお客様に選んでいただけることが何よりの喜びでした！
花出し・陳列
花屋さんには基本的に、花市場が開催される月・水・金にお花が入荷してきます！
（私が働いていたのは大手の花屋だったので、仲卸の業者さんが店まで届けてくれていました。）
入荷したお花はそのまま並べればいいわけではなく、
お花を長持ちさせるための処理が必要です。
具体的には
茎を切り戻す、余分な葉を取り除く、質の悪いお花を取り除く、などといった作業なのですが、
これが地味に大変なんです…。
固い枝ものを切るのに力が必要だったり、処理されていないバラの棘が刺さったり、
入荷したての新鮮なお花には虫がついているなんてことも…（特に夏場）
華やかに見える業界ですが、裏では地道で大変な作業も実は多いのです。
ただ、入荷してきたお花を見るときは
新たな発見や知らないお花との出会いがあったりもするので
悪いことばかりではないと思います！
お花の処理の他、プライスカードを手書きしたり、
バケツにうつしたお花のディスプレイを考えるなどの仕事もあります。
メンテナンス
陳列した切り花や完成品、観葉植物はこまめなメンテナンスが必要です。
切り花の水替えはほぼ毎日行うのですが、
水が入ったバケツをもって、陳列棚と水道を何往復もするので
結構な重労働でした。
そのほかにも、観葉植物のお世話をしたり、
元気のないお花が店頭に並ぶことのないように、常に品質チェックをしていました。
以上が主な仕事内容ですが、
それらに加えて開店・閉店作業など日常的な業務や、
花瓶等の在庫管理、清掃、POP制作などといった細かな仕事もありました。
次回予告
以上が私が働いていた花屋での主な仕事でした！
次回は、
「花屋さんは手荒れするってホント？」「ぶっちゃけどんなことがきつかった？」
「本当に初心者でも働ける？」
…などといった花屋に関する疑問に対して正直に答える回となっております！
ぜひご覧ください♪
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