こんにちは!
今日は、簡単にドライフラワーになるお花を紹介します。
最近、お花屋さんだけでなく雑貨屋さんやインテリアショップでも、一部ドライフラワーを扱っているお店が増えましたよね。
花屋で働いていたことのある私としては、(大きな声では言えないのですが)
正直「ちょっと高くない???」と思うこともしばしば…
実は、お花屋さんなどで 自分で生花を用意してドライフラワーにした方が安い ものもたくさんあるんです!
また、ドライフラワーになるお花はたくさんあるのですが、中には少し難易度が高めの失敗しやすいお花もあります。
今日は初心者の方でもトライしやすい、簡単にドライフラワーになるお花だけを紹介します!
ドライフラワーには適性がある
お花屋さんで売られているお花の中でも、ドライフラワーに適したお花と適さないお花があります。
たとえば、水分を多く含んだユリやカラーなどは水分が抜けづらく、きれいなドライフラワーにはなりません。
他にも、ドライフラワーにすることは可能でも季節によってはカビやすいなど、初心者向けとは言えないお花もあります。
今回は、そういった失敗のリスクが少ない、吊るしておくだけで、超簡単にきれいなドライフラワーになるお花をピックアップしてご紹介します!
自分で作れるドライフラワーはこれ!
ドライフラワーの作り方としては、がありますが、
今回は一番簡単なハンギング法(吊るす)で簡単に作れるものを紹介します。
*ドライフラワーの作り方についてはこちらの記事で詳しく説明しています
簡単にドライになる!生花で安く買いたいお花
スターチス
生花の価格相場 | 200~400円程度 |
出回り時期 | 一年中 |
カラー | 紫系・ピンク系・白系など |
花言葉 | 「変わらぬ心」「永遠に変わらない」 |
ドライフラワーの定番、スターチス。
花びらがカサカサしており、放っておくだけで簡単に、すぐにドライフラワーになります。
持ちも良いので、生花で十分に楽しんだ後にドライフラワーにすることもできますよ♪
下の画像の、品種改良された「ハイブリッドスターチス」もドライフラワーになります。
スターチスよち小さな花がたくさんあり、色・形ともにバリエーション豊かです。
ユーカリ
生花の価格相場 | 300円~600円程度 |
出回り時期 | 一年中(秋~冬に流通量が増える) |
バリエーション | 葉の形が様々 |
花言葉 | 「再生」「新生」「思い出」 |
ドライ向けの葉物といえば、ユーカリは外せません。
水が下がる前の元気な状態で吊るしてあげれば、きれいにドライになりますよ!
テトラゴナなど実がついているものもかわいいです!
カスミソウ
生花の価格相場 | 小ぶりなもので300円~500円 |
出回り時期 | 一年中 (真夏は少し減る印象があります) |
カラー | ホワイト (一部染めたカスミソウも出回っています) |
花言葉 | 「清らかな心」「無邪気」「幸福」 |
生花としても、ドライフラワーとしても大人気なカスミソウ。
ほぼ満開の状態のものを花屋さんで選び、すぐにドライにするのがコツです!
千日紅
生花の価格相場 | 100~200円程度 |
出回り時期 | 春~秋 |
カラー | 紫系・ピンク系・白系・赤など |
花言葉 | 「色あせぬ愛」「不朽」 |
イチゴのようなコロンとした形がかわいらしい千日紅♡
生花の状態でもカサカサしているのですぐにドライになります。
ケイトウ・セロシア
生花の価格相場 | 300円前後 |
出回り時期 | 夏~秋 |
カラー | 赤系・黄色系・ピンク系など |
花言葉 | 「おしゃれ」「情愛」「風変り」 |
ケイトウにはクルメケイトウ、ウモウケイトウ、ノゲイトウ(=セロシア)などの種類がありますが、それぞれドライになります。
色鮮やかなケイトウは、ドライにしてもしっかりと色が残りやすく、
何とも言えない絶妙なくすみカラーに変化するので、とても素敵ですよ!
エリンジューム
生花の価格相場 | 200~400円程度 |
出回り時期 | 一年中(夏に流通量が増えます) |
カラー | ブルー |
花言葉 | 「秘めた愛」「秘密の恋」 |
とげとげした個性的な形が魅力のエリンジューム!アザミの仲間です。
青のお花は出回りが少ないのですが、エリンジュームはドライにしてもきれいな青のままなので重宝します。
クラスペディア
生花の価格相場 | 100~200円程度 |
出回り時期 | 一年中(夏~秋に流通量が少し増えます) |
カラー | イエロー |
花言葉 | 「心の扉をたたく」「永遠の幸福」「エネルギッシュ」 |
まんまるな形がかわいすぎるクラスペディア!
こちらもすぐにドライになります。鮮やかな黄色がアクセントになりますよ♪
作るか買うか、販売金額次第なお花
ワイルドフラワー
ワイルドフラワー、ネイティブフラワーなどと呼ばれる、南半球原産のお花たちもドライフラワーに適しています。
具体的には、プロテア・ピンクッション・リューカデンドロン・バンクシア・セルリアなどといったお花で、一般的なお花とは少し違う色、質感、形のお花たちです。
こういったワイルドフラワーは、暑さに非常に強いため持ちもよく、ドライフラワーにしてもほぼ見た目が変わりません。初心者でもほぼ失敗しないと思います。
しかし、希少なお花であるため少しお値段が高めです。
種類や大きさにもよりますが、500円前後から高いものだと1本で2000円以上するものもあります。(生花で買っても特段安いというわけではないのです…)
購入を検討する際には、生花店と、ドライを扱うネットショップなどで、
しっかりと価格の比較をすることをおすすめします!!
*ワイルドフラワーについてはこちらで詳しく書いています!
買った方がいいドライフラワー
ここまで、「インテリアショップなどで買うより、生花で買って自分で作った方が安く済みそう!」というお花をご紹介しました。
単価が安く、かつ失敗しづらいお花には、初心者の方もぜひトライしてみてほしいのですが、
中には、「ドライフラワーにはできるけど失敗のリスクが高い」「乾燥させるだけではダメで、手を加える必要がある」といったものもあります。
そういったものに関しては、クオリティの保証されている既製品を買ってしまうほうがおすすめです。
よく見かけるけど、自分では作りづらいドライフラワー
着色・脱色されているもの
最近、Instagram等でもよくホワイト系のふわふわしたドライブーケや、ブルー系のドライブーケを見かけます。
とてもすてきなんですが、そういったブーケに使われているお花は着色や脱色などの加工が施されているものが多いのです。(つまり、自然乾燥だけでは作れません…)
自然乾燥で作ったドライフラワーは、もともとの花の色をくすませたような色になるので、
「真っ白(もしくは色鮮やか)なドライフラワーが欲しい!」というかたは加工されたものを探すのが良いですよ!
失敗しやすいもの
ドライにしても失敗の可能性の高いものや、時期によってはカビてしまうお花はあまり初心者の方にはお勧めできません…
たとえば、アジサイは品種や状態によってはきれいに乾燥せず、しわしわになってしまうことがあります。(私自身も、成功も失敗もしたことがあります…)
そのため、きれいなアジサイのドライが欲しいという方には購入をおすすめします。
ドライだけでなく、プリザーブド(特殊な薬剤で脱色後に着色しているもの)のアジサイも素敵ですよ!
また、バラやラナンキュラスといった花びらの重なりが多いお花も要注意です。
湿気の多い時期にドライフラワーにしようとしても、ほとんどうまくいきません。花びらがカビてしまうこともあります。
ソーラーフラワー
Instagram等でよく見かけるドライブーケの中には、一部ソーラーフラワーというものが混ざっていることがあります。
ソーラーフラワーとは、木の皮を加工したハンドメイドのお花のことを指します。
自然乾燥では作れない華やかさがあるので、豪華なドライブーケを作りたい方は一度チェックすることをおすすめします!
まとめ
いかがでしたか?
ドライフラワーにも適性や難易度があるので、初心者の方には簡単でかつ失敗しづらい、
スターチス・ユーカリ・カスミソウ・千日紅・ケイトウ・エリンジューム・クラスペディア
…といった単価が低めのお花がおすすめです。
これらのお花であれば、ドライになっているものを買うより、生花から作ったほうが安く済むかもしれません!!
「試しに作ってみたいようかな~」という方にはぜひ参考にしていただきたいです♪
*一番簡単なドライフラワーの作り方はこちら!
*ぽちっと応援お願いします↓
一人暮らしランキング
にほんブログ村
コメント